こんにちは。タカハマです。
腕のしびれのことを書いてみます。
腕のしびれと一口に言っても、さまざまな原因で起こりますが、今回は脳や脊髄に異常がなく、病院で調べても原因不明のものについてです。
なぜ原因不明になるかといいますと、原因は血行不良にあるからです。
動脈硬化が相当に進み、血管がかなり狭められて、血液が流れにくくなるとさすがにCTやMRIに写るのでしょうが、逆にそこまで症状が進まなければ発見しにくいということです。
血行不良が原因なので、これから冬にかけて頻繁にみられるようになります。説明するまでもないと思いますが、寒くなると血管は縮んで血行は悪くなるからです。
ちなみに夏でも、半袖のシャツでクーラーにガンガン当たっていると腕がしびれることがあります。肘から先が急激に冷えるためです。
それと朝起きたときが、一番しびれているといわれる人が多いのですが、当然寝ている間は血の流れがゆっくりになるためで、起きて腕を使い出すと楽になってきます。
左右の頻度でいいますと、左腕に多くみられます。右腕もしびれることはありますが、右は使い過ぎが原因で、しびれるほど使うのはよほどの事です。
左は心臓の影響を強く受けるために血行異常の症状が現れやすいのです。
ですから調整法は左の骨盤を締めて、締まる動きのでる椎骨を調整しますが、特に胸椎4番左3側は心臓と関係が深いのでポイントになります。
腕自体の急所では、肘の小指側でビリッと来るところがありますが、その近辺に硬直があるので緩めておきます。
その場所は交感神経と関係が深いので、輸気しておくと働きを高めてくれます。
注意点は心臓に影響しないように食べ過ぎないことです。